ILCHI希望の手紙から「力を抜いて軽く」という詩をお届けします。
「力を抜いて軽く」
蛍のように瞬いては消えるのが人生です。
生命は自分のものと思いがちですが、そうではありません。
自分の生命を自分で選択する事は出来ないのですから。
生命は与えられたものです。
保証されているわけではありません。
多くの事件や事故がある中で、今日私が生きているのは奇跡と言えるかもしれません。
だから自分の存在について、余り重く考えすぎないでください。
自分で決められるものでもないのだから、もう少し軽くなってほしいです。
水の中で力を抜くと浮力を感じて泳げるように、力を抜くと魂が自由になります。
その時、過去に縛られず、未来の心配をせず、現実を怖れずに、前に進むことが出来ます。
力を抜いて軽くなると自分を完全に感じることができ、与えられた生命に心から感謝出来ます。